ブロンプトンで海外輪行

台湾旅行時の海外輪行についてまとめました。

①飛行機

国内線では輪行袋に入れるだけだったのですが、国際線では念のため以下の対策をとりました。

・丈夫な袋・ケースに入れる(ソフトケースorハードケース)
・チューブの空気を抜いておく(預ける際に確認されます)

ブロンプトン専用のBバッグに入れて運搬を行いました。ハードケースのタイプは移動時の持ち運びに適さない為です。Bバッグは以下のように丸めて持ち運ぶことが出来ます。

2012-01-14_22-37-25_573

耐衝撃性はあまり無いので、不安な方は緩衝材も準備していくと良いかと思います。今回は飛行機に預ける前に空気を抜き、突起物となるクランプとライトを外してBバッグの内ポケットに入れておきました。

ブロンプトン+Bバッグで15kg程度になる為、荷物を預ける際、重量超過に気をつけてください。また、自転車関連のグッズでは圧縮空気ボンベとゴムのりは飛行機に持込禁止なので注意してください。

※航空会社や路線、機材によってルールは異なる可能性がございますので、詳細はご自身で確認して下さい。

②鉄道

台湾高速鉄道の要領は日本の新幹線と同じです。細かい違いとして、台湾高速鉄道の車両には荷物を置く専用のスペースがある事と、端の席が優先座席になっています。

imgp6945
今回はBバッグに入れて専用のスペースに置きました。

③自転車への積み込み

imgp69501

フロントバッグとBバッグ&バックパック。網状の荷台紐と通常の荷台紐を併用してリアキャリアに固定しています。踵がリアキャリアの荷物に当たったりしますが、荷物の位置を調整するか、気にしないかです。

サドルに引っかかっているのは帽子っぽいデザインのヘルメット、YAKKAY。ちと重いのが難点ですが、今回の旅では頼もしいです。

④交通ルール

台湾は右側通行。
imgp6968

車線にはスクーター優先の道路や歩道に自転車用のスペースがあったりします。自転車で通行する事に関しては標識に従えばよいのですが、スクーターは自由に通行する為、逆送・信号無視を当たり前のように行いますし、ノーヘルのケースも多いです。

その為、スクーターの行動を読みながら進むことが都市部では重要です。信号が赤でもスクーターが右折が出来るようなスペースを空けて停車する方が良いかと思います。私は交通量の多い場所では、交差点の少し後ろで端に寄り、スクーターが全て発進してから走り始めていました。

また、幹線道路は道幅が大きいケースが多いので、左折する際は二段階左折を行う方が安全です。写真にも二段階左折の標識があります。

⑤その他

スクーター優先なので、都市部でも車道を通るのは日本より気楽でした。が、排気ガスが多いので徒歩も自転車も長時間幹線道路を通る場合、マスクをしたほうが良いかもしれません。

今回、紙の地図を準備していたのですが、スマートフォンのGPS+GoogleMapで全て事足りました。通信できなくても、GoogleMapのキャッシュが残っていたので正確な位置、方角が分かり、あらかじめ登録しておいたホテルの位置へ迷わず進むことが出来ました。紙の地図も必要だと思いますが、スマホは旅の必須ツールになりそうです。短期ツーリングでは時間のロスを避けたいですし。